新同窓会長ご挨拶

2018.07.04

同窓生の皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。盛岡も、やっと桜開花の時を迎えようとしております。

この同窓会報が届く頃には、美しい新緑の季節をお過ごしのことと存じます。ここ東北におきましては、当冬は、例年になく積雪と連日のマイナス気温で、北国に住む私たちは、冬の厳しさを実感致しました。
今年の3月で東日本大震災から7年の日を迎えることになりました。被災された多くの方々、その中での同窓生も方々、そのご家族、同期で亡くなられた友人を祈り心で思い出しながら3月11日を過ごさせて頂きました。
そのような折、3月の理事会におきまして同窓会長の大役を拝命させて頂く運びとなりました。母校白百合学園は昨年創立125年を迎え、同窓生が2万2千名を超えておられることをお聞きして、その責務に、身の引き締まる思いでございます。是非とも皆様のご助力とご指導をおねがい申し上げる次第です。

明治25年、4名のマ・スールが盛岡の地に来られ、明治時代後半、大正、昭和、現在まで、日本の大変革の最中を「キリストの愛」を基に、一貫して校風を守り、女子教育を続けられた事。どれ程のご苦労、試練を乗り越えられたかと、その道行に思いを馳せたとき、確固たる信仰心と学園関係者の皆様、支えて下さった多くの皆様に、同窓生として尊敬と感謝を禁じえません。
朝夕の祈りで始まる学園生活は、多くの同窓生の、その後の人生でどれ程の糧と勇気を頂いたかは計り知れない思いもいたします。

現在、国内外のあらゆる分野で、多くの同窓生の方々のご活躍をお聞きします。揺らぐことの無い建学精神で学んだ同窓生として、お目にかかったことが無くとも、先輩方々には尊敬を、同期の友人には信頼を、後輩の方々には親しみを思う心の不思議を感じています。この春、142名の後輩が卒業されたことをお聞きし喜びと共に、これからのご活躍を祈念致します。

新緑の頃、学園の坂道はさわやかな風と共に、制服姿の在学生の行きかう姿が輝かしく、秋の紅葉の頃は、その風景の美しさに驚きさえ感じます。この素晴らしい景色を思いながら、同窓生の方々が、お一人でも多く同窓会にお越し頂き、お会いできる日を楽しみにご挨拶と致します。

学園の益々のご発展と会員皆様のご健勝を、心からお祈り申し上げます。

 

(同窓会報 第43号より)

 

69回生 直島 瀧子